ロードバイクでしまなみ海道縦走 4日目 (宮島詣編)

気に入ったらシェアしてくださいね

1日目のはまかぜ海道(今治〜松山)、2日目のしまなみ海道縦走、3日目の広島市内観光+戦跡巡りを終え、この旅もいよいよクライマックスです。
今日は、宿泊先の広島ゲストハウス「禄」を出発して、世界遺産の厳島神社を誇る宮島を詣でる予定です。

天気予報が良くない

広島ゲストハウス禄を出て宮島へGo!

広島ゲストハウス禄を出て宮島へGo!

天気には恵まれたこの旅でしたが、今日になって曇りのち雨、の予報。
午後2時〜3時くらいには降ってくるかも?という感じの予報でした。
広島市内から宮島までの行程はおよそ23km。1時間も走れば着く距離です。
10時過ぎに宿を出て、正午ぐらいに宮島行きフェリー着、厳島神社の観光を終えた後にお昼を宮島で食べて、帰りにちょっと降られる程度かな、と覚悟して出発!

途中、宿泊するホテルに寄り、不要な荷物を預かってもらいました。

道はほぼフラットで走りやすい

宮島口に到着

宮島口に到着

宮島までは、国道2号線の旧道〜新道を乗り継いで、ひたすら海岸線を進むルートです。
また、市内を走る路面電車である宮島行きの広電の線路と平行して走るので、間違える心配もなし。
ほぼいわゆる「市街地」を進むので、補給に困ることもありません。
途中、朝飯を食べていなかったので、コンビニに寄って簡単に済ませ、予定通り12時くらいに宮島行きのフェリー乗り場に到着しました。
広電の駅「宮島口」のすぐそばです。

フェリーに乗り、宮島へ

ここで、フェリーの搭乗手続きをします。
ロードバイクは自動車と同じ扱いで、畳まずともそのまま載せることができます。
運賃は大人1人片道180円、ロードバイクは1台片道100円。

受付で料金を払い、いざロードを引いてフェリーへ乗船。
実は僕、船が大の苦手。短時間でも船酔いする自信があるため、宮島に着いたらフラフラかも…と嫌な予感がよぎります。

フェリーは見渡す限りの大海原へ

フェリーは見渡す限りの大海原へ

フェリーには、座って過ごせるスペースももちろんあるのですが、船酔いが怖いため、デッキで潮風を浴びていました。
若干空気が湿っているものの、汗をかいた体に潮風が気持ちいい。

そして宮島が近づいてくると…

フェリーから見る厳島神社の鳥居

フェリーから見る厳島神社の鳥居

見えました、厳島神社の鳥居です。
フェリーからでも、意外とがっつりと鑑賞することができました。

無事、宮島に到着

宮島に到着

宮島に到着

フェリーに乗ること約10分、酔うこともなく無事に宮島に到着しました。
さすが観光の島、フェリー乗り場もがっつりと整備され、広場の駅前もものすごく綺麗です。

フェリー乗り場の喫煙所で、自転車で日本一周している大学生と会話。
うん、若いうちに冒険をしておくことはいいことだ。というか、もっと冒険しとくんだった。
と、おっさんの戯言。

事前に相方から「宮島の鹿にせんべいをあげてこい」と命令を受けていたのですが、どうも宮島の鹿は、色々とセンシティブな問題を抱えているようで….。

駅前の広場に鹿がいっぱいいる

駅前の広場に鹿がいっぱいいる

駅前には、もう鹿がスタンバッテいます。
が、そのセンシティブな問題のため、鹿に餌をあげることが禁止になっています。
見れば、鹿はみんなガリガリに痩せているんだよなぁ。
なんとか共存できるように、問題が解決することを望んでいます。

厳島神社へ

宮島上陸後、神社の反対側の様子を見に自転車で走った後、厳島神社へ。

厳島神社 境内入り口にて

厳島神社 境内入り口にて

境内の入り口まではロードバイクでいけますが、その後は境内を歩いて向かいます。
しばし歩くと係員の方にロードを停めておく場所を指示されたので、そこに駐輪して、後は徒歩。

神社内を参拝

神社内を参拝

神社内を参拝。さすが世界遺産、3月の平日だというのに人が多い。
みんな観光客なのに、一人サイクルルックでちょっと恥ずかしい。さすがにレーパン一丁だとアレなので、レーパンの上から短パンを履いていたのでまだマシだったと思うけど…。

厳島神社の大鳥居

厳島神社の大鳥居

そしてクライマックスは例の大鳥居。ちょうど潮が引いていたので、大鳥居のところまで歩いていけました。
下がぬかるんでいるので、SPDだと歩きづらくてしゃーない。

神社参拝後は、ゆっくりとランチ のはずが…

神社の参拝を終えたら、ゆっくりとランチ。
のはずだったのですが、この時点から少しずつ雨が落ち始めました。

伊都岐珈琲でカフェラテととろけるクリームパンをもぐもぐ

伊都岐珈琲でカフェラテととろけるクリームパンをもぐもぐ

とりあえず、帰りのホテルまで走れるだけの糖分を補給しようと、すぐそばにあった伊都岐珈琲さんで、芸術的なカフェラテと八天堂のとろけるクリームパンを食しました。
雨は降り始めたものの、ポツポツ程度で、それ以上酷くなる様子もなかったし、バタバタするのも嫌だったから、少しゆっくりさせていただきました。

帰りは…豪雨!

宮島を堪能し、雨もポツポツと降る程度でひどくならないうちに、広島に戻ろうっと。
フェリーに乗り、約10分で本土着。

….
….

本降りやんけ!
宮島ではポツポツしか降っていなかった雨、本土に着いたら本降り、というか土砂降りに近い降りかた。
さすが雨男。
一瞬、輪行を考えましたが、考えてみりゃ輪行袋持ってきてないし。
というわけで、土砂降りの中、23kmを疾走で帰る羽目に。

まあ、雨男なので一応対策はしていて、バックパックであるドイターのRaceはレインカバーが標準でついているので、それを装着。
ロード乗りの定番であるRaceは、Wiggleだと3,000~4,000円ぐらい、国内の価格よりも安いです。

Deuter (ドイター) – Race リュックサック

また、別で用意したパールイズミのレインジャケットを着込みます。
背中が長いので、お尻まですっぽりと覆うことができ、泥除けがないロードで雨中を走ると発生する「お尻ビショビショ問題」を解決してくれるスグレモノ。
(泥除けがないと、後輪が雨を巻き込んで跳ね上げ、サドルとお尻をビショビショにしてしまうのです。)

覚悟を決めて、23kmを豪雨の中滑走。

途中のマックスバリュで休憩

途中のマックスバリュで休憩

23kmぐらいだと通常休憩は必要ないんだけど、3月に雨中走行をするとさすがに寒く、どうしてももよおしてしまうわけです。
というわけで、一服+トイレ休憩を兼ねて、ホットの缶コーヒーで一息つきました。

雨で視界も悪く、標準装備のタイヤのグリップ力の低さも相まって、なかなかスピードを上げられず。
結局帰りは1時間半ほどかかってしまいました。

しかも広島市内に着いたら雨が止み始めるというおまけ付き。
さすが雨男。マジで嫌になる。

最終宿泊はホテルメルパルク広島

この旅では、節約のためゲストハウスを利用していましたが、最終宿泊のこの日は、しっかりと体を休めたかったため、ビジネスホテルを予約していました。メルパルク広島は、地下に自転車置き場があり、一泊500円で停めさせてくれる。
盗難防止にもなるし、何より雨晒しにならなくて便利でした。

ビッチョビチョのままホテルにチェックイン。
上半身はレインジャケットのおかげであまり濡れていなかったのだけれど、下半身は完全に水浸し。
XXXはすっかりとZZZな状態に…(自主規制)。

乾いた服に着替え、温かいシャワーを浴びてなんとか生き返りました。

本日の走行ルートと距離

うーん、フェリー上でもStravaの記録を止めなかったから、海の上を走ったことになっちょる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)