2005年3月アーカイブ
使い分けできるかなあ?と半信半疑ながらも所有欲に駆られて買ってしまったiPod shuffle。ここのところ、しっかりと使い分けができています。
基本的に通勤や打打ち合わせでの移動時はiPodを使う。移動の時間ってけっこう暇だし、なぜか「アルバム」とか「アーティスト」という括りの中で音楽を聴きたくなる。SONYのインナーイヤーヘッドフォンのおかげで外のノイズもほとんどきこえなくなるので、外にいてもリビングの中で音楽を聴いているような雰囲気を作ってくれます。
会社にこもって、HTMLやPHPのタグと奮闘しているときとか、企画書の草案を作るために脳のリソースを集中したときなどはiPod shuffleを使うことが多いかな。音楽聴きながらだと集中できないという人もいるかもしれないけど、好きな音楽を聴いていると、すごくリラックスできる。そのリラックスの中で頭を巡らせると、仕事が結構進むんだななこれが。また、HTMLやPHPのコードを書いているときなんか年柄年中ブチギレ寸前になってしまうので、心を柔らかにしてくれる緩衝材になってくれてるかな。
少し前のことになりますが、僕が使っている『EOS Kiss Digital、の後継機種『EOS Kiss Digital N、が発表されました。ちょっと興味を持ちつつまとめておきます。
●630万画素が800万画素へ
正直、画素という数字はどうでもいいものです。同じ600万画素のカメラであっても、一眼レフとコンパクトカメラでは圧倒的な画質の差が出ます。この大きな理由はCCDやCMOSのサイズ。今回のも、画素は少し上げているけども、CMOSのサイズは前モデルのKissよりもほんのちょっと小さくなってる。映像エンジンがDigicからDigic IIに引き上げられたみたいだから、そのあたりでの画質差は出そうだけど、たぶん気にはならない程度だと予想できます。
●外部インターフェースがUSB 2.0に。
これはちょっとうらやましい。2.2GBのマイクロドライブなんかにRAWの画像を詰め込むと、データの引き出しに悲しいほどの時間が必要になります。USB 2.0のカードリーダーを使うと抜群に速いんだが、いちいちカメラからカードを出すのも面倒くさい。そんな僕にとっては、このインターフェースの変更は結構な魅力です。
●ボディサイズはさらに小さく
EOS Kissでも小さいなと感じたけど、Pentax のistD Sはもっとちっちゃかった。そのさらに上を行く小ささらしい。でもどうなんだろう、もちろん小さいことはいいことなんだと思うんだけど、小さくするせいでCMOSのサイズなんかを縮小してしまったら本末転倒ではないかと。現状のKiss Digitalのサイズに不満がないので、「さらに小さい、といわれてもどうかなあと。
●その他
連射機能は、バッファメモリいっぱいまで撮影可能になったようです。速い動物を撮っているとやっぱりある程度の連射機能は欲しくなる。けど、この間買ったものをわざわざ買い換えようと思えるような改善点じゃないんだよな。
起動時間が0.2秒というのはうらやましい。Kiss Digital、起動がホント遅いし。
まあこんな風に見てみると、やっぱりこのモデルは「見送りの方向ですね。特に他社製のやEOS Kiss Digitalからの買い換えに関しては、慎重になってもいいくらいかな。新しい一眼デジカメ欲しいという人にはもちろんオススメできると思います。コンパクト機的なポップな使い方もできるし、何よりもフォーカスの相方、色の出方、繊細さなどはコンパクト機と比べてはいけないレベルまで完成していると思うし。
ぴろ(ロボロフスキーハムスター・雌)は掃除が大嫌いです。ケージに被せているラグを取り去り掃除をしようとケージを分解し始めると、「うわあ〜」といった感じでケージの中を逃げ回ります。すばしっこいので捕まえるのが一苦労。やっと捕まえて別のケージに一時的にいれてあげました。
いざ掃除が終わってケージの中に戻ようとしても、またなかなか捕まらない。両手を使って包み込む(挟み込む)ように抱きかかえると、「キーッ」と泣いて怖がります。なんとかケージに戻すことができたら、さっさと自分のハウスのそばに行き、ケージとハウスの間からじっと僕の方を見ています。怖がってるんだろうけど、そんな怖がらんでも食べたりはしないぞ。
EOS Kiss Digitakで、San DiskのUltra II 256MBコンパクトフラッシュカードを利用していました。最初に買ったToshiba製のコンパクトフラッシュに比べて、アクセスが非常に早く、とても快適に使っていました。
が、唯一の欠点が。それは保存容量の少なさ。Large-Fineの設定では約70枚、RAWで撮影するとさらにその数は少なくなる。普段の利用にはこの容量で十分なんだろうけど、仕事で簡単な撮影をするときなどは、70枚では正直足りなくなってしまい、結局予備のToshiba製CFカードを利用することになってしまう。ので、SanDisk Ultra IIの512MBくらい買っておくべきかなあと思いビッグカメラに行ってみました。512MBのもので、読み込み速度が速いものは、安くても11,000円くらい。けっこう値が張るんだなあ。
で、その横にあったのがこの「magicstor 2.2GBマイクロドライブ」。価格は15,800円。マイクロドライブとしてはびっくりするくらい安い製品です。安かろう悪かろうと思いながらも、ジャケットに掲載されている「最大のデータ書き込み速度」=6.5MB/secというスペックを信じて、ハイスピードのコンパクトフラッシュと比べても遜色ないんじゃないと判断、コストパフォーマンスからこのマイクロドライブを購入しました。
EOS Kiss Digitalに早速差し込んで使ってみると、Large-Fineでも500枚超の枚数を保存することが出きます。RAWでも270枚の保存が可能。これだけあれば2泊くらいの旅行にも耐えられるかな。バッファメモリの少ないEOS Kiss Digitalでは、メディアとの通信速度が体感速度に影響してくるんだけど、Ultra IIシリーズとの比較でもほとんど差を感じません。満足です。撮影に際しても、特に問題は起こりませんでした。
が、問題が起こってったのは、その後。EOS Kiss Digitalの外部インターフェースはUSB 1.1なので、枚数がかなり多いと読み込むまでにとても時間がかかってしまう。ので、Buffalo製の8in1カードリーダー『MCR-8U/U2、を使って読み込んでいたのだけれど、なんとこいつがマイクロドライブを認識してくれない。消費電力が多すぎるみたいだ...。
本家のページの互換性リストには、EOS Kiss Digtalは掲載されていないんだけど、ロジテック独自の検証によると、EOS Kiss Digitalも動作確認がとれたとのこと。ちょっと安心。ということはリーダーとの相性ということなのかな。
いずれにしても、メディアの容量を気にせずに写真を撮ることが出きるのはとっても気が楽です。デジカメ写真をさらに面白くしてくれるRAWでの撮影枚数も問題ないし、しばらくこの布陣で使ってみることにします。
関連リンク
ロジテック、2.2GBのHDD CF Type2カード〜EOS Kiss Digital/D70での動作検証済
本家の製品ページ
2.2GB CF+Type II
iPod Fan iPod shuffle入門・活用ガイド?For Windows & Macintosh
出版社:毎日コミュニケーションズ
価格:819円(税込)
こういうムック系の本には結構弱いんです。iPodのものはこれまでも何冊か出版されていましたが、発表からほぼ2ヶ月でiPod shuffleの本もようやく姿を見せ始めました。今日、DVD+R DLのディスクを買いに新宿のビッグカメラまでいったので、ついでに購入してみました。
Chapter 1: iPod shuffleの基本操作
Chapter 2: iTunesの基本操作
Chapter 3: iPod shuffleへの曲の転送
Chapter 4: 一歩進んだワザ
付録: Q&A
iPodよりも機能が削減されているので、あんまりshuffle本体について書くことがないのか、半分以上がiTunesの使い方に紙面を割いています。shuffleが市場に流通してきたのは最近の話なので、アクセサリ紹介なんかもほとんどなくてちょっと内容としては寂しい本ですな。
僕なんかはiPodのサブとしてshuffleを使っているんだけど、値段的にshuffleが最初に買ったiPodであるという人も多いのかな。たぶんこの本はそんな人向けなんだと思う。shuffleには液晶がないぶん、操作のフィードバックが視覚的には確認できないので、使い方がわからなくなってしまうこともあると思う。マニュアルよりも気楽に読めて、かつ簡単な操作方法を学べるという意味では重宝する本だと思います。
今日、仕事で有楽町のクライアントに行った帰り、銀座のAppleStoreに寄ってみた。iPod ShuffleのDockないかな〜と思ったのだが、やっぱりあったんですよ、それもラスト1個。1階のエレベータに脇にiPodのコーナーがあって、iPod Shuffleの512MBモデルが山積みになっている中、一つだけiPod Shuffle Dockが転がっていました。人混みをかき分けて無造作につかみ、そのままレジへ。3,570円でした。前にAirMac Expressを買ったときも、Webでは「納期3〜4週」だったのに、銀座では山積み状態だったことがあった。直営店に優先的に回すのはよくわかるが話だけど、もうちょっと国内の流通量にバランスをとってもいいんじゃないかと...。Shuffle用のケースは銀座のストアにはありませんでした。家に帰って、Dockに刺したiPod with ClickWheelと並べてみた。まるで兄弟です。
で、肝心のShuffleなのだけど、これがまた結構面白い。発表時のエントリで、音楽再生機能付きのUSBメモリーみたいと書いたんだけど、それ以上の楽しみを持っていることが使ってみてよくわかりました。iPodの場合、ランダム再生をONにしておくと、いざプレイリストやアルバムを通して聴こうと思ったときにわざわざ設定し直さなければならないのが鬱陶しく感じてしまい、ランダム再生の機能はあんまり使ってなかった。だけど、自分のライブラリに入っている曲が自分の意図を介さないところでミックスされてアウトプットされるってことに、とても新鮮な驚きがある。PJ Harveyの『Rid Of Me』が流れた後にCoccoの『けもの道』が流れて、以前から感じていた二人の共通性に改めて気づいてみたり、Underworldの『Rez』の後になぜかPP Arnold『Angels of The Morning』が流れて、さらにそのあとにスネオヘアーの『ウグイス』が続く、「こんなテキトーな選曲ありかい?」とつっこみたくなったり...。そんな新鮮な驚きがあの細く存在感のない筐体から続々と流れてくる。そういう意味では、「直感的な使いやすさと便利さ」をうたうことが多いApple製品の中では、使いやすさよりもコンセプト重視の希有な存在なんだなあとつくづく思う。そのコンセプトを何となくわかった上で、「使うかどうかわからんが...」といいながらなんとなく買う、それがShuffleという製品なのかも。そんなこんなで今日はShuffleばっかり聴いてました。
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