Softwareの最近のブログ記事

IE互換タブブラウザ lunascape会社のPCなんだけど、まわりのみんなのはちゃんとしたメーカー製なのに、僕のはなぜかショップオリジナルの自作系PCなんです。どうもグループ企業だった秋葉原の某PCパーツ屋が創ったらしいんだけど、こいつが最近調子悪い。突然電源が落ちたり、いきなりグラフィックドライバが機能しなくなったり、保存やファイルの移動が出来なくなったり。いろいろやったけど、パーツを買えない限り直らないみたいなので、上司に相談してみたら、新しいのを買いましょうということになりました。

 それはそうと、やっぱりIEは怖い(笑)。特にワクチンソフトの入ってないPCなんで余計に怖い。なるべくブラウザは別のを使いたいと思っているのだけれど、やはりデファクトスタンダードになっているブラウザでしか確認をとってないページが多いわけで。

 で、いろいろと見たのだけれど、エンジンはIEのものを使っているブラウザで、『Lunascape』というものがあるらしい。これをちょっと弄ってみた。あまり期待はしていなかったのだけれど、かなりいい!タブブラウザなのだけれど、タブを開くアクションをいろいろと設定できたり、RSSを直接読めたりと、Safariライクな使い方が出来るのです。多機能すぎて設定がちょっとやっかいだけれど、一度設定してしまえば使い勝手のいいことこの上なし。IEを使っていると、がんがんBlankでページが開いていくので、あっというまにタスクバーがいっぱいになったりすることがよくあるわけで、このブラウザを使うと、それを回避できます。さらに、エンジンをMozilla系で使われているGeckoエンジンに切り替えることも出来るので、普段はGeckoを使っていて、見えないページがあったらIEエンジンに切り替える、なんてことも可能。すばらしい!

 使ったことのない方は、是非一度使ってみてくだされ!

OmniOutlinerまたもやひさしぶりのエントリになってしまいました...。いろいろ忙しくてすいません。

 さてさて、新しいお仕事を初めて1ヶ月。今度のお仕事は調査分析業なので、前とはちがってゆっくりと机に向かって取り組む、ということが多くなっています。が、こういう仕事になって思うのは、記憶の断片をどこかにメモをしておいて、それをリトリーブしなければならないことの多いこと多いこと。たとえば、何かを分析する際、「この変数が効いているんじゃないか」と考えたりする。で、実際にそれを分析してみる。だけども、その分析がすぐにすむわけではないので、途中でいろんなことを考えたりするわけ。そこでも新たなアイディアが出てくるのだけれど、前のアイディアの検証中ですぐに取りかかることができない。で、その検証がすむ頃には、新たな発見なり結果の検証なりでまた別の考えが出てくる...、そんなことの繰り返しなわけです。

 一つの目的の中で出てきた断片をどこかに保存しておき、それを一つ一つ検証していってゴールに近づく、それが一番なのだけれども、それを頭の中にしまっておいて後で引っ張り出せるほど脳細胞が若くはないんだなあ、とつくづく感じてしまったりする。そんなわけで、これを効率的に管理できるアウトラインプロセッサー(=アイディアプロセッサー)が欲しい!そう思ったわけです。

 必要な要件としてはこんな感じ。

・Webページやエクセル書類、テキストなどを一括して管理できる。
・Mac版とWindows版とがあり、両者に互換性がある。

この2番目の要件を満たすソフトウェアがなかなかない。Windowsの世界では、Microsoft謹製の『OneNote』というソフトがあるのだけれど、Mac版はない。MacBookには、『OmniOutliner』というソフトがバンドルされているのだけれど、この書類はWindowsでは開けない。両者に対応しているソフトは、『Kacis Note』ぐらいのものです。じゃあこれで決まりじゃん、という感じなのだけれど、アイディアをまとめていく、という目的を持つモノだから、ルック・アンド・フィールは大切にしたいんだけど、どうもKacis Noteはその琴線に触れないんだよなあ...。

 というわけで、フリーのも含めて、いろいろと使ってみようと思っています。

Yahoo!メッセンジャー以前のエントリで紹介したYahoo!メッセンジャーの最新版がついに正式リリースされた模様です。正式名は「Yahoo Messenger with Voice」。音声通話機能(Skypeを意識しているのかな?)をはじめ、プラグインによる機能強化が簡単にできるようになったらしい。プラグインには、Yahooのアバターを通じてコミュニケーションできたり、映画の予告編を見ることができたり、などなどが用意されるらしいです。APIが公開されれば、サードパーティでプラグインを開発できたりするんだろうけど。

 この間のエントリでも書いたように、Mac版はCocoaで書き直された模様で、インターフェースも動作もかなり最適化が進んだ模様なので、はやく日本語のローカライズ版が出ないかなあと期待する今日この頃。日本語リソースとログイン関係のサーバ情報を書き換えるだけで日本語化できるんだよね?とりあえずWindows Live Messengerとの互換性は後回しにしてもいいから、Yahoo! Japanさんに頑張っていただいきたいっす。

Yahoo!メッセンジャー最近、いろいろあってYahoo! メッセンジャーをよく使っています。こういったIMソフトって、ネット黎明期(=死語?)にICQを使って以来。けっこうハマるんですね、やってみると。だた一つ、IMソフトってかなりの数が出回ってる。Yahoo!メッセンジャー、Microsoft Messenger、ICQ、iChat...、いずれも相互互換性がないのです。個人的にはMac OS X付属のiChatを使いたいんだけど、まわりはみんなWindowsなんだよな...。

 そこで気になる記事が。YahooとMicrosoftが、メッセンジャーソフトの相互互換テストを行うとのこと。早速米国のYahooで公開されているベータ版のメッセンジャーを落としてみましたが、案の定日本のヤフーにはログインできない。けど、Universalバイナリ化されているし、インターフェースもかなりAquaライクに整理されていて心地いい。ちょっとソフトパッケージを弄って、日本のYahooに接続できるように変えてみたんだけど、なかなかうまくいかないなあ。

 いずれにしても、互換性がないメッセンジャーソフトが相互に使えるようになれば、ユーザーにとっては自分が使いやすいクライアントソフトを使える。とても意義のあることだと思っています。是非、うまくいけばいいなと。iChatもAOLとだけではなく、もっと幅広いサービスに互換性を持たせて欲しいと思うんだけど...

ATOK 2006 for Macintoshおなじみの日本語入力ソフト、ATOKの新バージョン『ATOK 2006 for Macintosh』が発売されたようですね。Version 8から使い続けて、すでにTech Versionが19まできました。それまでに買ったATOKの本数と言ったら結構すごいことになっています。

 で、おなじみのようにバージョンアップをしようかしまいか悩んでいるところ。実はこの間iBookのOSをリストアしたとき、しばらくの間ことえりを使っていたんだけど、やっぱり変換効率が悪い。「ATOKを手放すことはできないな」と改めて思ったわけなんだけども、大学院生をやっていた昔ほど長い文章を書くことがなくなった。ATOKは確かに便利なんだけど、やはり起動に時間がかかってしまい少し動作が緩慢になるところがある。ので、ことえりの軽快さも捨てがたいなあ、と思ったところでアンビバレンスに突入。

 というわけで、新機能チェック。今回の新機能としては、

・Universal アプリケーションに!
誤字や誤用のダイナミックチェック
話し言葉関東モード
推測候補モード
訂正学習
辞書のダイナミックな切り替え

といったところが主なところ。

 ら抜き表現とかはこれまでもチェックしてくれたんだけど、誤字・誤用のチェックは今度のバージョンから。推測変換モードは動作速度が遅いとかなりストレスになりそうなので、気になるところ。iBook G4 800GHzで快適に使えるところが肝なんでなあ。一番嬉しい機能は「辞書のダイナミックな切り替え」の機能。辞書検索ツールではなく、入力してショートカットキーで辞書検索ができるというのはけっこう魅力だったのだけれど、これまでのバージョンでは入力している文字種によって自動的に検索する辞書が決まっていた。ので、たとえばうるおぼえの英単語を書こうと思って、日本語を打って和英を調べる、ということがなかなかできなかった。ダイナミックに切り替えられるようになることで、このへんの使い勝手があがってくれればと思うわけで。

 電子辞書パックに付属する「明鏡国語辞典」「ジーニアス英和・和英辞書」はATOK 2005に付属するものと一緒なので、単体のバージョンアップキットだけ買ってみようかなあ...。近い将来にIntel Macを帰ることを期待しつつ...、まず無理か(笑)。

iWork 06の変更点

| コメント(0) | トラックバック(0)

iWork 06iWork '06
Mac World Expoから1ヶ月弱が経過し、ようやく発表された製品群が日本でも並ぶようになってきました。iLife '06はAppleのリテールストアで先行して発売されていた英語パッケージ版(中身はマルチリンガルなので日本語対応、マニュアルとかのみ英語でした)を手に入れて早速使っていたものの、Webで注文していたiWorkがようやく届きました。

iWorkは昨年のMac World Expoで発表された、Appleworks後継のオフィスソフト・スウィートで、ワードプロセッサ兼簡易DTPソフトとしても使える『Pages』と、プレゼンテーションソフト『Keynote』がバンドルされている製品。昨年のエントリでも書いたように、Microsoft Officeのソフトウェア群はイマイチパフォーマンスが悪いので、その代替になるかと、仕事で併用してきました。その中で気になっていたのは、動作が重たい点(Pages)と、illustratorで作るまでもない簡単な図を作成する機能が薄かった点(Keynote)でした。今回のアップグレードではその点に着目してチェックしてみました。

Pages 2.0のツールバーまず、Pages。iWorkの日本語版ページがなかなか用意されない(笑)ので、英語のページをチェックしてみると、今回の新しいポイントとして挙げられているのは、以下の点。
●新しいテンプレート
●3Dチャート
●ベジェ曲線を使った図の作成機能とマスク
●計算機能を持ったテーブル
●アドレスブックとの連携
●コメント機能
といったあたり。特に今回気になったのは、ベジェ曲線が使えるようになった点。ベジェはツールバーのオブジェクト -> 図形 から呼び出せることができます。この機能を使えば、illustratorに頼ることなく、複雑な図形を作ることができるので、期待していた点をうまくカバーしてくれているかな、と思います。ただし、ベジェで書いた線同士を結合したりする機能は持っていないようなので、パーツだけ作ってあとで結合させて新しい図形を作る、などといったことはできない感じ。なんとまあ中途半端な。
 問題のパフォーマンスですが、書類にあまりデータがない段階ではiBook G4 800MHzでも十分なほどの速度で動いてくれます。日本語入力の遅延もそれほどひどくないので、パフォーマンス的には多少改善されているかも。が、ページ数が多くなると途端に動作が重くなるという報告もあるようなので、このあたりはもっと使い込んでいかないとわからないかな、と思っています。
 ただ、図やグラフィックの配置などは、ワードの融通のきかなさとは異なり、かなり自由に配置できるし、文章の回り込みなどの複雑なレイアウトもWordよりも簡単に組むことが出きます。その点では、以前よりも使用頻度が増えそうだ。

 続いて『Keynote』。こちらは前バージョンでもかなりこなれていた感じがあったので、どの点を強化してくるかな、と思っていたら、どうもソフトとしての方向性がだんだんと変わってきている感じ。これまではテンプレートを使って美しいプレゼンテーションを作る、というところに主眼があったのだけれど、書き出しのフォーマットがQuickTmeムービーやFlashを選ぶことができることなどを利点を生かしながら、ストーリーボードやスライドショーなどの下地を作る作業がポイントになってきているような気がする。
 いわゆるプレゼンテーションの新機能としては、Keynote内で3Dのグラフを作ることができるようになったなどが挙げられていますが、主な機能強化としては、iLifeの製品群と連携して、音楽や写真などを存分に取り入れた簡単なマルチメディアコンテンツを作ることができることをウリにし始めていると思います。

 実際に年末にやった、とある場所への来館経路を数パターン紹介する映像を作る仕事では、僕が実際にそのコースを歩き、キスデジで写真を撮りまくり、その写真とテキストとを来館ストーリームービーを作ってみた。これに実際に歩いている映像や音、ナレーションを入れることで最終的な映像は完成したわけだから、単なるプレゼンテーションソフトからの域を脱したと思いたいな。インターフェースがすっきりしている点はApple純正ソフトのいい点だと思うし。

 あとは全体に覆っている「まだベータ版だよ〜」という雰囲気をどう解消していくか(笑)。それにかかっているかもしれない。正直、Macユーザー間であれば、Pagesとkeynoteだけで書類を作ってやりとりすることだけで十分足りるとは思うのだけれど、そこにWinベースのWordやPowerpointが入ってくると話は複雑になる。

デファクトスタンダードを打ち壊すというのは、難しい作業なんだなあとつくづく思うわけで。

Internet Explorer for Macさようなら、Internet Explorer。まえのエントリでふれておいたように、MicrosoftがMac版Internet Explorerのサポートをやめ、配布すらやめてしまうというニュースがあったけど、そのとおり、サイトからダウンロードのリンクがはずされていました。とはいえ、まだ直リンなら落とせるようだったので、最終版はとっておこうと思い、ダウンロードしてみた。

MSのソフトだからという理由だけで嫌う人も多かったと思うけど、なんだかんだとてもお世話になったソフトだと思います。OS 9からOS Xへの移行期をデフォルトのウェブブラウザとしての役割を果たし、純正のブラウザが出るまでの空白期間を穴埋めしてくれいたわけで、いまでもWIn IE用に書かれたページなどでは、実はもっとも再現性の高いブラウザだったりする。その意味では、サブのブラウザとしてはまだまだ利用法があったんだろうけどな...。ブラウザは早さもデザインも重要だけれど、やっぱり「書かれたページ」をかなりの確率で忌憚なく表示することに第一義的な意義があるのだとしたら、InternetExplorerはまだまだ現役だと思うのだけれど。これをつかったビジネスのようなものが考えられなくなってしまったからなのかなあ。それともWinではIEはデスクトップのブラウザの用も足しているから、Safariもいずれこうなっていくだろうという読みがあるのか...。それなら純正でブラウザを開発しておく意義もあるものんな。

とりあえず落としておいたものをここここにおいておこうと思っています。いつか必要になるときがくるから。

Internet Explorer for MacInternet Explorer for Macのサポートを2005年12月31日をもって終了し、さらに2006年1月31日をもって配布も終了すると、Microsoftが発表しています。Appleが純正のWebブラウザ『Safari』を出してすぐに、開発を終了し、以後メンテナンスモードにはいることはすでに発表していたとおりだったけど、たま〜にSafariで見られないページがあるとIEを使っていたので、少し寂しい気がします。MacユーザーはなにかとMicrosoftを敵視する傾向があるような気がするけど、考えてみれば、かなりお世話になったものです。Netscapeがああなってからは、事実上ブラウザにIE以外の選択の余地はなかった(iCabとかあったけど使い物にならなかったしなあ)し、何よりもAppleが傾いたときからずっとMacの標準ブラウザとして頑張っていたソフトだったしな。
 僕はオンラインバンキングとかはやらないので、いまだにSafariじゃログインできないページとかに出会ったことはないけども、今のうちにダウンロードしてROMにやいておくべきかしら。
 自分もWebサイトを作って生計を立てているところもあるので思うけど、これからはかならずSafariで動作確認とるようにしないとなあ。

携帯万能16

| コメント(0) | トラックバック(0)

携帯万能16久しぶりのエントリです。いろいろと忙しくて、なかなか更新ができませんでした。
携帯万能16
 さて、本題。『携帯万能』シリーズがアップデート。すでに年貢集めゲームの観がありますな(笑)、そのゲームに乗っかってアップグレードしている僕も僕なんですが。『携帯万能15』が僕の携帯であるToshiba製au端末W31Tにすでに対応しているので、正直言ってアップグレードするほどのこともないかなあと思っていたんだけど、値段が値段なんで、「まあいっか」という感じでアップグレードしてみました。以前からスケジュール管理は純正ソフト『iCal』でやっていたんだけど、最近はこのスケジュールを携帯と同期して持ち歩くようにしています。ので、以前に比べると携帯電話との同期ソフトを使う回数は増えてきてるし。
 携帯万能2005から携帯万能15にアップデートしたときは、ちょうどTigerへの対応に重なったので、かなりの機能強化があったように感じたんですが、今回のはあんまり目立った機能追加はありません。顔写真への対応とか、写真をファイル単位で読み出せるようになったとか、それぐらい。あとは単体でのアドレス管理が機能強化されているみたい。
 Macのアドレスブックは、会社関係で名刺交換した人のデータベースとなっているので、携帯電話のメモリダイヤルをシンクすると、一回名刺交換しただけの人とかもメモリに入ってしまうのはちょっと困ったもの。このあたりを回避するうまい方法がないかなあと考えています。

Panasonic DVカメラ NV-C2久しく使ってなかったPanasonicのDVカメラ『NV-C2』を引っ張り出してきました。このカメラ、もともとは友人の初子が生まれるときに、「そんなぼろいカメラで大切な子どもを撮影するんか、えぇ?」と半ば脅迫じみた言葉をかけ、二束三文で買い取ったやつなんで、かなり古い代物です。impress watchによると、発売のリリースは1998年だから、すでに7年前のカメラだということになります。

で、なんのために引っ張り出したかというと、スカパー!で放送された番組をテープにバックアップしておこうと思ったから。キャプチャボックスにはIO DATAのGV-1394TV/Mを使っているので、録画したデータはDVコーデックのmovファイルになり、2時間の番組となると、データの容量が20GBを超える大きさになる。これをデータとして保存しようとすると、HDDがいくつあっても足りない状況になってしまうので、単価がかなり下がってきたMini DVテープに撮っておけばいいかと思ったわけです。

 前述のように、かなり古いカメラなので、ノンリニア編集ソフトであるFinal Cut Proの対応状況が気になるところ。以前OS 9時代にiMovieでこのカメラを使ったことがあったんだけど、そのときには映像の読み込みはOKだけど、テープに書き戻す際にはFireWireからキューを出せない、というサポート情報がありました。これはまあ、QuickTimeのバージョンをあげることで解決される問題だったし、そもそもFireWire-DVカメラをつなぐのは標準規格としてサポートされているものなので大丈夫だとは思っていたのだけれど、なにぶん古いカメラなので切り捨てられていたりするかなあとちょっと心配でした。

Final Cut Pro ビデオにプリント とりあえずやってみないとわからないので、実際に今日書き出しを行ってみた。Final Cut Proはあっさり認識し、ソフト側からのカメラの制御もしっかりと動きました。早速Final Cut Proから「ビデオにプリント」を選び、頭に10秒のカラーバーを入れるように設定をして、書き出してみた。待つこと58分、終わったと思いカメラ側で確認してみると、なんと録画されていない!「やっぱり駄目なのかなあ」と思いつつ、書き出しの設定を確認してみると、「自動で録画を開始」というチェック項目がはずれている。もしやと思い、これをチェックしてプリントのジョブを実行してみると、しっかりとカメラが録画モードに入った。結果的に何の問題もないことがわかりました。

 次に取り込みの方はというと、こっちも何の問題もない。カメラ側で映像を再生して、「すぐに取り込み」をしてもキャプチャできるし、取り込みのダイアログからIN-OUT点を指定して読み込んでもちゃんと自動的に制御されて取り込まれることを確認できました。

 いやあ、こうしてみると便利な世の中になったものです。昔はそれぞれの機器に独自のドライバが必要で、そのドライバがサポートを打ち切ると、強制的に最新OSやソフトウェアで使えなくなってしまうものだったんだけど、標準化が進むことで、過去との互換性も取れるようになったんだね。デジカメもほとんどはドライバレスで動くし。

 このカメラ、古くてもまだまだ使えそうです。